夏のスイスの庭で、サトイモを発見!
正確にはコロカシア(=サトイモ科の多年草。食用のサトイモもこの仲間。)と言うべきでしょうか。
サトイモ科の種類についてあまり詳しくないので、これが一体何という名前なのかわからないのですが、私には「八つ頭」にしか見えません!
さらに一歩引いて見ると、サトイモ in ヨーロッパという感じです!
サトイモは、水盤で栽培するグリーンインテリアとしても利用されていますし、都会の人にとっては違和感ない光景かもしれませんが、田舎で育った私にとっては、花壇に野菜が混じっているようにしか見えません!
私にとって、サトイモのあるべき姿とは、畑に並ぶこの姿なのです!
たくましくて、かわいいです!
もしサトイモ科の植物を観賞用に使うとしたら、アンスリウムやアローカシア・アマゾニカやモンステラくらいまでいかないと、オシャレな夏の雰囲気は出ないと思っていました。
例えば、夏に東京ディズニーランドに行ったときに見つけたこんな植え込みみたいにです。
しかし、目が慣れてくると、なんでしょう、このスイスのサトイモ、なんかすごくシックです!
夏の雰囲気、南の雰囲気なのに、やりすぎていなくて、気品が漂っています。
ここにモンステラやアローカシア・アマゾニカを持ってきたら、きっと南に行きすぎなのです!
「サトイモの葉っぱの上の雫がきれい」なんてたまに言ってはいますが、結局はその地下にある「里芋」しか見ていなかったと反省しました。
サトイモの地上部の底力を思い知りました。