立春は新暦で2月4日頃から2月18日頃まで。春の気配が感じられ、旧暦ではお正月です。
金柑の甘煮を作る
中国では、旧正月(春節)に、新しい年の吉祥を祈願する縁起物が飾られるそうですが、その中でもポピュラーなものが、富をもたらすと言われる金柑の鉢植え、良い香りが幸せを運ぶと言われる水栽培の水仙、だそうです。
中国のように鉢植えを飾るのではなく、実を収穫して甘煮にして食べています。
スイセンの香りを嗅ぐ
和水仙の香りは、甘いのに甘ったるすぎず、清涼感があるのに涼しすぎず、絶妙なバランスの香りです。庭で栽培しているとそれほどには感じませんが、室内で水栽培すると、その香りのよさに驚き、嗅ぐと幸せな気持ちになります
白梅の開花を見る
立春のころ白梅が開花します。庭の梅の花が咲くと、春の訪れを実感してほっとします。
福寿草を見つける
フクジュソウは春を告げる花の代表です。お正月の花として新暦の年末に売られていますが、静岡にあるの私の庭で自然に育てた場合、立春を過ぎなければ花は咲きません。
スノードロップの花を見つける
スノードロップは、ヨーロッパでは春を告げる花として、古くから親しまれています。オランダの知人にもらった球根を大切に植えっぱなしにしています。
花は白で、3枚ずつの長い外花被と短い内花被を持つ六弁花です。おしゃれなランプシェードのように見えます。
ちなみに、名前や佇まいが似ていてスノードロップとよく混同される植物に、スノーフレークがあります。
スノーフレークは、春に白いスズランのような花を咲かせます。私の庭では、スノードロップは2月に咲きますが、スノーフレークは4月に咲き、花期が全然違います。
私が小さいころから庭にある植物ですが、祖母が「スズランスイセン」と呼んでいたため、実は最近まで、この花が「スノーフレーク」という名前とは知りませんでした。
もぐらの穴の観察
この時期、庭のあちらこちらにモグラの穴が開きます。植えてあったものを破壊したり、敷いてあったレンガをひっくり返したり、「よりによってここ!?」と思うことが多々ありますが、よーく見ると土がもふもふで、耕運機よりいい仕事してます。
初午のお供え
初午は2月最初の午の日のことで、稲荷神社のお祭りの日です。本来は、農作業が始まる旧暦の2月に行われていたそうです。五穀豊穣を祈って、お稲荷さんにお供えをします。我が家では、毎年、祠に、いなり寿司とみかんと御赤飯をお供えします。