ガーデンダイアリー」カテゴリーアーカイブ

フヨウの花の中の花粉まみれの虫

庭のフヨウの花が咲きました。

例年は、フヨウの花の透けるような白に感動するのですが、

フヨウ

今年は、フヨウの花の中で花粉まみれになっている虫に感動しました。

フヨウの中の花粉まみれの虫

花粉まみれの虫は、生で見るとありえない質感で、「私はもしかして新種の虫を発見してしまったのではないか!?」と思うくらいのルックスでした。

緑のカマキリが茶色のカマキリになっていた!

庭に置いてあるシンクの中に、緑のカマキリがいたのですが、

緑のカマキリ

次の日に見たら、茶色のカマキリになっていました!

茶色のカマキリ

別人!?同一人物!?

私を驚かせようと、同じ大きさの二人が入れ替わったのか。

私を驚かせようと、同一人物が色を変えたのか。

カマキリの生態に詳しくないので、カマキリ先生に聞かなければわかりません!

どちらにしても、昆虫すごいぜ!

NHK 香川照之の昆虫すごいぜ!

静岡の庭でアカボシゴマダラを目撃!

静岡県富士宮市にある我が家の庭で、アカボシゴマダラを目撃しました!

アカボシゴマダラ(2019年8月1日)

庭を通過するアカボシゴマダラ(2019年8月1日)

庭に飛来したものをあわてて撮影したのですが、残念ながら写真がボケてしまっています。

アカボシゴマダラ(2019年8月1日)

庭を通過するアカボシゴマダラ(2019年8月1日)

アカボシゴマダラ(2019年8月1日)

庭を通過するアカボシゴマダラ(2019年8月1日)

あっという間に飛んで行ってしまいました。

アカボシゴマダラはタテハチョウ科のチョウで、日本本土には生息していなかったチョウです。もともとは中国大陸や奄美大島に生息するチョウですが、違法に国内に持ち込まれた個体を元に意図的に放蝶されたものが定着・拡大しているそうです。

国立環境研究所 侵入生物データベース アカボシゴマダラ の侵入情報によると、

神奈川県(藤沢,大磯,横浜,鎌倉,逗子,葉山,綾瀬,大和,茅ヶ崎,川崎),東京都区内,伊豆大島で記録されている.2010年以降は埼玉県,千葉県,茨城県,栃木県,群馬県へと関東全域に分布を拡大している.
近年,静岡県,山梨県でも目撃情報がある.

とあります。

2016年に庭で初めてこのチョウを目撃した時は本当に驚きました。

庭を通過するアカボシゴマダラの写真

庭を通過するアカボシゴマダラ(2016年10月2日)

最初はキアゲハかと思ったのですが、キアゲハにしては飛び方がおかしいです。ゆったりと舞っていたため、アサギマダラか!?と思いなおしましたが、色が全く違います。とにかく撮影してよく見た結果、アカボシゴマダラと判明した次第です。

その後、毎年何回か庭で目撃するようになりました。

アカボシゴマダラ(2017年8月8日)

庭を通過するアカボシゴマダラ(2017年8月8日)

アカボシゴマダラ(2017年8月8日)

庭を通過するアカボシゴマダラ(2017年8月8日)

色彩も美しく、ふわんふわんと優雅な飛び方をし、なかなかステキな蝶ですが、在来種のオオムラサキ、ゴマダラチョウ、テングチョウなど幼虫期にエノキの葉を食べる蝶類と競合し、環境省の生態系被害防止外来種リストに入れられています。

セミが一斉に鳴けば梅雨明け

庭でセミが一斉に鳴き始めました。

セミ

セミ(2021)

東海地方はまだ梅雨明けの発表がありませんが、セミが一斉に鳴けば梅雨明けです。

梅雨明けの見極めはとても難しいそうで、気象台の発表にはたまに空振りもあるようですが、我が家のカサブランカとセミの梅雨明け宣言は、毎年かなり正確です。

セミの写真

セミ(2018)

https://tanaka-arari.com/2020/07/14/casablanca-2/

玄関にクワガタが落ちてた!

帰宅して玄関ポーチの階段を上がろうとしたら、

ヒラタクワガタ

足元にいきなりクワガタがいました!

ヒラタクワガタと思われます。

やはり庭でクワガタやカブトムシに出会うと興奮します!

クワガタ好きの小学生に、「学校から帰ったら玄関にクワガタ落ちてた」というこのシチュエーションを味わわせてあげたいと思いました。

このカタツムリはミスジマイマイ?クノウマイマイ?

梅雨の時期、直径3センチくらいのカタツムリがよく庭を散歩しています。

ミスジマイマイ?クノウマイマイ?の写真

ミスジマイマイ?クノウマイマイ?

このカタツムリのことをずっとミスジマイマイだと思っていましたが、これはミスジマイマイではなくクノウマイマイ(久能蝸牛)でしょうか!?

ミスジマイマイ?クノウマイマイ?の写真

ミスジマイマイ?クノウマイマイ?

『自然史しずおか第18号』の「静岡市近郊の陸産貝類」によりますと、

神社や樹木の多い公園の周辺ではクノウマイマイという大型のカタツムリを目にすることが出来ます。このカタツムリは静岡市近郊では割と多く目にすることが出来ますが、大井川以東から沼津市付近まで範囲の海岸地域を中心に生息しており、他の地域では見ることが出来ません。

とあります。

我が家の庭は大井川以東から沼津市の間に位置しています。

カタツムリの分類は難しくて調べてもよくわからないので、詳しい方がいらしたら教えてください!

クノウマイマイはミスジマイマイの亜種とされていたそうですが、その後の研究により、今では別種とみなすのが妥当とされているようです。

名前はともかく、我が家の庭がこの種のカタツムリが生息できる環境であることがうれしいです。

煙管のような細長いカタツムリ、キセルガイ!ニッポンマイマイとミスジマイマイも。

今年もアゲハ(ナミアゲハ)がやってきました!

今年も庭にアゲハ(ナミアゲハ)がやってきました!

ナミアゲハ

ナミアゲハの幼虫の食草は柑橘類の葉っぱです。

柚子や甘夏の木のまわりを飛んでいましたが、最終的になぜかオリーブの葉の上に落ち着きました。

ナミアゲハ

バタフライガーデン:蝶が産卵に来る植物を植える(アゲハチョウ科)

メダカ、元気です。

2018年にいただいたメダカ、今年も元気です!

メダカの写真

メダカ(2021)

無事、夏も冬も越してくれました。

昨年は、お気に入りのブチのメダカが卵を産みました。

メダカ ブチ

メダカ ブチ(2020)

しかし、今年はなんだか数が減ってしまった気がします。

環境を見直し、仲間を増やそうかと思います。

メダカ

メダカ(2019)

メダカ

メダカ(2019)

今年もナガサキアゲハがやってきました!

今年も庭にナガサキアゲハがやってきました!

ナガサキアゲハ

ナガサキアゲハは江戸時代には九州以南にしかいなかったチョウです。

分布は近畿以南と言われていたので、数年前に初めて静岡の庭で目撃した時は感激しました。

温暖化の影響だそうですが、南のものに憧れがある私にとってはうれしい北上です。

ナガサキアゲハ

モンキアゲハに似ていますが、後翅に尾状突起がないことが特徴です。翅の下が丸いってことです。

ナガサキアゲハ

クロコスミアのオレンジの花とのコントラストが本当に美しいです。

ナガサキアゲハ

最近静岡県で増えているチョウについて。企画展「静岡のチョウ 世界のチョウ」