清明は新暦で4月5日頃から4月19日頃までです。
草木が芽吹き、清々しい空気が満ちる明るい季節です。
モミジやケヤキの木の下に入り込み上を向いて新芽を眺める
清明の象徴とも言えるのが、モミジとケヤキの新芽です。
春分までは丸坊主だったのに、清明になると突然芽吹きます。
木の下に入り込み、上を向いて新芽を眺めます。
タラノメ、コゴミ、フキ、タケノコなどの山菜を食べる
清明は山菜の季節です。
山菜は山野に自生する植物で食用にされるものですが、人工的に栽培される野菜とは違い、限られた場所で限られた季節にしか採れません。
山菜の若い芽の部分は、これから成長していくための養分がぎっしりつまっていますし、これを外敵から守るために備えた苦みやえぐみも最高です。
夏みかんを収穫して食べる
庭の夏みかんを収穫して食べます。
果物はそのまま食べるのが一番ですが、ものすごくおいしい夏みかんのアイスクリームのレシピを見つけて以来、食べきれない分はアイスクリームにして冷凍保存しています。
シャクナゲの花を鑑賞して『千と千尋の神隠し』の庭を目指す
我が家には、白いシャクナゲと、縁が赤で中央が白いシャクナゲがあります。
図らずも、この紅白のシャクナゲは通路をはさんで植えられているので、『千と千尋の神隠し』に出てきた下の絵のような庭を目指しているのですが、なかなかこうはなりません。
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アネモネの花を観賞する
アネモネという名前は、ギリシア語で「風」を意味する「anemos」からきています。
ギリシア神話の中に、美少年アドーニスが流した血からアネモネの花が咲いたという伝説があります。
ヒアシンスのヒュアキントスや、スイセンのナルキッソスなど、地中海原産の花にはこの手の話が多いです。
スノーフレークの花とムスカリの花を観賞する
「スノーフレーク」は、白いスズランのような花を咲かせ、「スズランスイセン」とも呼ばれています。
私はスノーフレークをムスカリとセットで植えています。
花期が同じで、スノーフレークの白とムスカリの紫のコントラストがきれいです。
スノーフレークは草丈が30~50センチほど、ムスカリは草丈が10~30センチほどなので、お互いがかぶることもありません。
ちなみに、名前や佇まいが似ていてスノーフレークとよく混同される植物に、スノードロップがあります。
私の庭では、スノードロップは2月の立春のころに咲きますが、スノーフレークは4月の清明のころに咲き、花期が全く違います。
ウラシマソウを観察する
独特な佇まいでその場を異空間にしてしまう上、性転換植物でもあるという、超個性派植物、ウラシマソウ(浦島草)を観察します。
ウラシマソウの群生はめっちゃ怖いです。
家庭菜園や花壇の土づくりをする
私が植えたい野菜や草花の植え付け時期は4月の終わりから5月の初めなので、少し前のこの時期に土を準備します。
植えたい場所の土を掘り起こして石やゴミを取り除き、コンポストボックスで生ごみから作った堆肥を混ぜます。
土の状態や植える植物によって、石灰、油粕、鶏糞なども混ぜます。
最終更新日 2023年4月5日