庭にタヌキが出ました!
庭仕事をしていたら、背後に気配を感じ、野良猫かと思って振り向いたら、なんとタヌキだったのです!
我が家の庭はそんなに広くはなく、タヌキが生息しているような環境ではありません。また、田舎とはいえ、住宅街で、近くに雑木林はありますが、野生の動物がうろついたり、夜になると出てきて畑や家庭菜園を荒らすほどの場所ではありません。
なので、庭でタヌキを目撃するというのは驚くべきことなのです!
人というのは想定外のことを認知するのに時間がかかるもので、最初は自分が何を見ているのか意味がわからず、タヌキと認知するまで結構な時間を要しました。
「カメラ持ってくるから待ってて!」と言ってダッシュで取りに行ったところ、本当に待っていてくれました!
こちらの写真、タヌキがどこにいるかわかりますか!?
ここです!
ではこちらの写真、タヌキがどこにいるかわかりますか!?
ここです!
陰からこちらを覗いている様子がすごくかわいくて、「the タヌキ」という感じです。
庭でタヌキを見たのは生まれて初めてのことでした!
小さいころから遊んでいて、表面上は知り尽くしたと思っている庭ですが、いまだに新しいことが起こり、わからないことがたくさんあります。
「庭十歩秋風吹かぬ隈もなし」という正岡子規の俳句があります
庭は本当に宇宙です。
司馬遼太郎原作の「NHKスペシャルドラマ 坂の上の雲」の第5回「留学生」で、重病人の正岡子規が根岸の子規庵の縁側で庭を見ながら言う印象的なセリフがあります。
ナレーション「子規の天地は六畳の間と小さな庭でしかない。庭と言ってもたかが借家の小庭である。」
子規「わしにとってはこの小さな庭が全世界なんじゃ。じゃがこんな庭でも森羅万象、あらゆるものが学びとれる。」
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子規の真意は私などに理解できるものではありませんが、庭にいると、そこは宇宙で森羅万象あらゆるものが学びとれると、心の底から思います。
庭になぜか風が吹き、しかも季節によって向きが変わること。多くの植物がなぜか一年で一周する生活サイクルを持っていること。動かないように見える蝶の蛹の中で、何かとんでもないことが起きていること。自分の長靴の下で、ある虫の一生が突然終わり、しかも踏んだ側に悪気はなく、踏んだことに気づいてすらいないこと。あのタヌキがどこかに住んでいて、どうにかこうにか私の庭にやってきたこと。挙げたらきりがありません。
庭から学ぶことは本当に多いです。