私が妹二人と行っている、田中流ジブリクイズのやり方について紹介します。
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まず、ジブリとはスタジオジブリのことで、風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ、もののけ姫、千と千尋の神隠しなどのアニメ映画を作成している会社です。
ジブリクイズと聞いてみなさまが想像されるのは、出題者と回答者がいてジブリ映画に関するクイズを出し合うかたちではないでしょうか。
例えば、
出題者「『もののけ姫』のアシタカが初めてサンと出会ったとき、一番最初に言った言葉は何でしょうか?」
回答者「わが名はアシタカ!」
こんなんじゃありません!私が妹たちと繰り広げているジブリクイズはこんなにあまいものではありません!
田中流ジブリクイズは、日常生活の会話の中に、ジブリ映画に出てきたセリフを忍び込ませ、それに気づいたら、「ピンポーン」と言って空中でボタンを押し、「〇〇の〇〇」と、そのセリフを言った映画の登場人物を答えるというものです。
始まりもなければ終わりもありません!いつ出題されるかもわかりません!つまり一生ジブリクイズです!
なぜ「庭ノート」でこの話かというと、スタジオジブリの作品は、自然や環境をテーマにしたものが多いため、庭で作業をしたり、屋外で自然と触れ合ったりしていると、セリフが使えるようなシチュエーションにたくさん出会うからです。ジブリクイズの戦いの場は、おのずと庭や屋外になります。
文章での説明だとニュアンスをお伝えするのが非常に難しいのですが、とりあえず例を紹介します。
例1
例えば、庭仕事に出るとき、妹が準備に手間取ってもたもたしていたとします。私が「40秒で支度しな!」と言うと、すかさず妹が「ピンポーン!天空の城ラピュタのドーラ」と回答する、といった具合です。
例2
庭で、危うくスコップで傷つけそうになったミミズを逃がしながら、「森へお帰り!」
「ピンポーン!風の谷のナウシカのナウシカ」
例3
庭で木の手入れをしているとき、生い茂ったヤブカラシをかき分けながら、「読める!読めるぞ!!」
「ピンポーン!天空の城ラピュタのムスカ」
例4
庭で一緒に作業をしていて、人の気配を感じたとき、「だれか来たんけぇ?」
「ピンポーン!となりのトトロのばあちゃん」または「知らねえ!」
例5
家庭菜園で野菜の種を手渡すとき、「あ、あ、……」
「ピンポーン!千と千尋の神隠しのカオナシ」
といった具合です。
このクイズは、普通のクイズのように回答者が評価されるのではなく、出題者が評価されます。
良問を作れた人が勝ちです!良問とは、出題された側がジブリクイズと気づかず「どうしちゃったの!?この人」と思うものです。
私が負けた戦いを少しご紹介しましょう。
過去の良問1
横断歩道がない車道を渡ろうとしていたとき、妹が私の背中に手をまわし、「このまま!足を出して 歩き続けて……上手だ」と言い、私は「えっ!?どうしちゃったの!?」と答えて惨敗。
正解:ハウルの動く城のハウル
過去の良問2
庭で落ち葉を掃いていると妹が竹ぼうきを持っていきなり現れ、手伝うのかと思いきや、「ダメよ! そんな小さなホーキじゃ」と一回り大きな竹ぼうきを渡してきた。私は「えっ!?なんで!?こっちでいいよ!」と答えて惨敗。
正解:魔女の宅急便のキキのお母さん
良問が出たときには、それを参加者で共有します。細かい点数をつけて記録したりしなくても、良問の共有により、誰がリードしているかすぐにわかります。
現時点では次女が圧倒的にリードしていて、そのあとを三女と長女の私が追っている状態です。
人によっては見ていない映画もあるかもしれませんから、ラピュタとトトロだけなど、あらかじめ出題範囲をしぼっておく協定を結んでもよいでしょう。
田中流ジブリクイズのやり方のまとめ
- 日常生活の会話の中に、ジブリ作品のセリフを忍び込ませ、それを当てる。
- 始まりもなければ終わりもない。
- いつ出題されるかわからない。
- クイズの実施期間は一生。
- 同じくらいのジブリ熱とジブリ知識を持つ人とやる。
- 回答者ではなく、出題者が評価される。
- 成績は細かくつけず、良問が出たときに情報共有する。