ターシャ3級!? 庭で梅の実を収穫して、梅シロップと梅酒を作る

今回の庭ノートは、庭で梅の実を収穫し、梅シロップ梅酒を作ったお話です。

庭の梅の木は、冬にはとてもきれいな花が咲き、メジロがたくさんやってきます。

梅の蜜を吸うメジロの写真

かわいいメジロが目白押し!みかんでメジロとヒヨドリを呼ぶ

その後、完全に花が散り、4月になって桜(ソメイヨシノ)の花が満開を過ぎるころ、実がふくらみ始めます。下の写真の左がの木で右がの木です。

桜の花と梅の実の写真

桜の花と梅の実

4月下旬になると、葉が出てきて、実も少し大きくなります。

4月下旬の梅の木の写真

4月下旬の梅の木

5月の下旬になると、葉が茂り、実もさらに大きくなります。

5月下旬の梅の木の写真

5月下旬の梅の木

そして6月、いよいよ収穫です!

6月の上旬の梅の木の写真

6月の上旬の梅の木

我が家では梅の実を梅シロップ梅酒にするため、完熟になる前、実が青いうちに収穫します。6月は雨が多いため、晴れ間を見計らって採ります。タイミングを逃すと熟して黄色くなってしまいます。

梅酒作りは私が子供のころからの年中行事です。我が家の梅の木は少し樹高が高く、はしごにのぼって梅の実を採るのは祖父の担当でした。今では私がこの係を引き継いでいます。様々な理由で高いところに上れない家族が、下からそれぞれ好き勝手に私に指示を飛ばします。かなりうるさいです。

今年は5kg収穫しました。まだまだ実はなっていますが、とりあえず5kgあれば十分です。

収穫した青梅の写真

収穫した青梅

これで、梅シロップ梅酒を作ります。

まずは、梅シロップ・梅酒作りのメインイベント、青梅を洗って竹串でヘタをとる作業です!楽天お買いものパンダもやっています!

そのあと、梅を清潔なふきんでよく拭いて、梅シロップ用と梅酒用にわけます。

<梅酒>

材料:4リットルの保存瓶、青梅1kg、氷砂糖200g、ホワイトリカー1.8リットル

  1. 保存瓶を熱湯消毒する。
  2. 保存瓶に、氷砂糖、青梅を入れ、ホワイトリカーを注ぐ。
  3. 半年くらい経ったら飲み始める。
梅酒の写真

梅酒

<梅シロップ>

材料:4リットルの保存瓶、青梅1.5kg、砂糖1.5kg

  1. 保存瓶を熱湯消毒し、青梅と砂糖を交互に入れる。
  2. 砂糖が溶けるまで一か月くらい置く。
  3. 梅を取り出して、シロップをこし器で鍋にこし、15分ほど弱火にかける。
  4. あら熱がとれたら容器にうつし、冷めたら冷蔵保存する。
梅シロップの写真

梅シロップ

下の写真は、去年の梅シロップです。

できあがった梅シロップの写真

できあがった梅シロップ

できあがった梅シロップ炭酸水で4~5倍に割って、梅ジュースにします。

梅シロップの炭酸割りの写真

梅シロップの炭酸割り

梅ジュースは、お酒が苦手な人、体調や運転の関係で飲めない人、子供などに対して、梅酒と同じ雰囲気で提供できるのでとても便利です。シャンパンジンジャーエールの関係みたいです。

庭の梅でここまでできれば、ターシャ3級でしょう!

梅シロップと梅酒の写真

梅シロップと梅酒

ターシャ〇級」とは、庭仕事や手作りの暮らしにについての、我が家独自の評価基準です。

2005年にNHKで放送された「喜びは創りだすもの~ターシャ・テューダー四季の庭~」で、ターシャは庭のリンゴの木からリンゴを収穫して、150年前の古いしぼり器を使って、約一時間半かけてバケツ半分の量のリンゴジュースを作ります。

驚くのはここからで、そのリンゴジュースで一服したあと、蜜蜂の巣からとった蜜蝋を火にかけて溶かし、木綿のひもに含ませて、表面が冷えて固まったらその上にまた蜜蝋をつけるという作業を何度も繰り返し、1年分のろうそく約1000本を作るのです!

ターシャ1級への道は遠いです。

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