庭にバードフィーダー(鳥の餌台)を設置し、冬の間、ひまわりの種をおいて野鳥を観察しています。
設置している場所は、縁側のすぐ向こうの庭です。
部屋の中や縁側から、訪れる野鳥を観察することができます。
下の写真の真ん中あたり、白い丸で囲ってあるのがバードフィーダーです。
縁側への出入り口のそばには、鳥セットを用意しています。
上はバードコール(鳥笛)、下は野鳥シートです。
バードコールは木片と金属でできた筒で、こすり合わせた摩擦音で小鳥の鳴き声に似た音を出すことができます。
この音で鳥が集まります。
これを、小鳥の形をしたキーリングにつけて、巣箱型のケースに収納しています。
実はこのキーリング、ホイッスルになっています。
鳥笛に鳥笛をつけていることになります。
野鳥シートは日本鳥類保護連盟のものです。
下敷きタイプで、身近な鳥がB5サイズの両面にまとめられています。
壁につるしてあるので、見かけない鳥が訪れたときに、このシートですぐに確認することができます。
餌は大粒ひまわりの種と黒ひまわりの種です。
餌の保管には、イギリスのバーゴン&ボール(Burgon & Ball)のBird Feed缶を使用しています。
バードフィーダーには、大粒ひまわりの種と黒ひまわりの種のブレンドを置きます。
このひまわりの種を求めてバードフィーダーにやってくるのは、ヤマガラとシジュウカラです。
鳥は春から秋にかけては虫を食べるので、餌をあげるのは食べ物がなくなる冬の間だけです。
生態系を崩す心配、また病気の心配もあるので、餌のあげすぎには注意する、餌台は清潔に保つ、糞には絶対触らない、などのルールを作っています。
ヤマガラもシジュウカラも、同じスズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属ですが、性格が全く違います。
我が家では、ヤマガラをモヒカン、シジュウカラをネクタイと呼んでいます。
ヤマガラは、頭の模様がモヒカンみたいです。
よく言えば人懐っこくて賢いのですが、悪く言えば図々しくて行動が荒いです。
ものすごいスピードで飛んできて、いきなりバードフィーダーに着地します。
種の選び方もワイルドで、選び散らかして種を落としていったりします。
シジュウカラは、黒いネクタイをしているように見えます。
よく言えば控えめでお行儀がいいのですが、悪く言えば臆病です。
一番最初の写真にある、奥の梅の枝にまずとまり、その手前にあるツツジの枝に移動して、さらにその手前にあるブッドレアの枝に移動して、あたりを警戒しながらおそるおそるバードフィーダーに飛び移ります。
時々、まわりの気配にビビって種を落としていったりします。
種を落とす理由がヤマガラと180度違います。
バードフィーダーに乗るヤマガラとその様子をツツジの木の中からうかがうシジュウカラの写真です。
なんか、性格がよく表れています。
どちらもかわいいですが、なぜかシジュウカラを応援してしまいます。
ヤマガラもシジュウカラも、種はバードフィーダーでは食べずに、くわえて近くの木に持って行きます。
木の枝の上で、足で種をおさえて、くちばしで殻を割って器用に中味を取り出して食べています。
おすすめの鳥グッズ
バードコール
鳥の声にそっくりな音が出ます。練習次第でかなり鳥の声に寄せることができます。
QUALY 鍵収納 キーリング Sparrow Keyring
これにバードコールをつけて保管していますが、本来は鍵をつけておくものです。色違いが何種類かあります。私が使っているのはブラウンハウス+ホワイトバードです。
ナチュラルペットフーズ 大粒ひまわり 500g
我が家に来る野鳥に大人気の種です。こちらの大粒ひまわりの種と下の黒ひまわりの種をバードフィーダに一緒に置くと、大粒ひまわりの種のほうが減りがはやいです。
ナチュラルペットフーズ 黒ひまわり 500g
大粒ひまわりの種よりも小さくて細くて、おしゃれな種です。
ネクタイが太いほどモテる!イケメン シジュウカラ