夏の庭の蚊対策として、現時点で一番効果があると実感している、メダカ、蚊取り線香、ヘビイチゴのかゆみ止めについてです。
私は非常に蚊に刺されやすいため、蚊対策としてあらゆることを試してきましたが、現時点では、この3点セットに落ち着いています。
ボウフラ発生防止のためにメダカを飼う
まず、蚊が発生する場所は、傷んだ水がたまる場所です。植木鉢や空き缶などのちょっとした水たまりでも発生するので、意図しない場所に水がたまらないように気をつけています。
スイレンやオモダカなど、水辺の植物を育てている鉢には、メダカを飼って、ボウフラを食べてもらうようにしています。
薬剤をまいたり、敷地中の水を根絶してカラカラの庭にするよりも、特定の場所に水をためてメダカを飼うほうが、環境にやさしく、効果もあるように思います。
蚊除けには蚊取り線香
メダカを飼っても、蚊がゼロになるというわけではありません。蚊除けのために、庭仕事の時は黒い服を避ける、汗や臭いを消す、など、一般的に言われていることを注意しています。
その他いろいろ試してみましたが、結局は、除虫菊成分など厳選した天然原料を使った、昔ながらの蚊取り線香が一番効くような気がします。
庭仕事の時は、蚊取り線香を鳥かごの形をした蚊やりに入れて使っています。これを持って庭を移動しているのですが、その姿が炭鉱の毒ガス検知のカナリアみたいなので、家ではカナリアと呼ばれています。
蚊に刺されたらヘビイチゴのかゆみ止め
それでも蚊に刺されてしまったときは、ヘビイチゴのかゆみ止めを塗ります。
ヘビイチゴはバラ科の多年草で、畦道や野原に自生しています。その名前から毒があると思われていたりしますが、毒はなく、食べても体に害はありません。でもおいしくありません。
私が子供の頃、祖母がヘビイチゴの赤い実でかゆみ止めを作っていました。
子供のころは使ったことがありませんでしたが、本当に効くのかなと思い、大人になってから作ってみたところ、本当に効きました。理由はよくわかりませんが、とにかく、すぐにかゆみが止まります。
材料
- ヘビイチゴの実
- ホワイトリカー
- 瓶
- スプレーボトル
1.ヘビイチゴの赤い実を摘み、水で軽く洗って汚れをとり、水気をふきとります。
2.瓶にヘビイチゴを入れ、その倍の高さまでホワイトリカーを注いで漬け込みます。
量についてですが、私の場合は、すでにホワイトリカーが入っている保存瓶 宝焼酎35度 ホワイトタカラ「果実酒の季節」 mini 450ml 広口瓶 (中身220ml) を購入し、この中に、モロゾフ カスタードプリンのガラス容器 いっぱいに摘んだヘビイチゴを入れています。
3.2~3日で茶色になり、2~3週間で琥珀色になります。茶色くなってきたら使用できます。下の写真は漬けてから約1か月のものです。
4.スプレーボトルに移し替えます。
5.蚊に刺されたら、患部にスプレーする、またはコットンにスプレーして患部に塗ります。