庭ノート」カテゴリーアーカイブ

アオスジアゲハが庭にやってきました!

庭にアオスジアゲハがやってきました。

アオスジアゲハ

幼虫の食草はクスノキ科の植物で、我が家にはクスノキがないので、近くの雑木林で生まれたものが、たまに庭にやってきます。

翅は黒色で青緑色の帯がついていて、この青い部分がキラキラとしたメタリックな輝きを出していて本当にきれいなのですが、私の写真ではメタリック感が伝わりにくくて残念です。

アオスジアゲハ

街中でもよく見かける蝶だと思いますが、私の庭では、ナミアゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、ジャコウアゲハ、カラスアゲハなどのほうが遭遇率が高く、私にとってアオスジアゲハはレアキャラです。

いったい誰の鳴きまね!?今年も庭にガビチョウが来ました!

今年もガビチョウ(画眉鳥)が庭にやってきました!

色は茶褐色でくちばしが黄色、目の周りとその後方に眉状に伸びた白い模様が特徴です。

ガビチョウ

ガビチョウは中国南部から東南アジア北部にかけて生息していますが、日本ではペットとして輸入された個体が、かご脱けにより定着したそうです。

特定外来生物に指定されているため、日本の野鳥図鑑には載っていないことが多いです。

ガビチョウは七色の美しい鳴き声を持つといわれていますが、ほかの鳥の鳴きまねも上手で、ウグイス、キビタキ、オオルリ、サンコウチョウ、シジュウカラといった鳥のさえずりをまねるそうです。

2017年に初めて我が家の庭で目撃した時には、コジュケイと、セミのツクツクボウシの鳴きまねをしていました。

今年は、なかなか謎な鳴き声を披露しています。

鳴きまねばかりではマズイと思ってオリジナリティを出してきたのか….

よくウグイスの鳴き声をアレンジしたりもしているので、誰のまねかわからないほど編曲しているのか…

まさかの人工音のものまねか…

ガビチョウ

今年のガビチョウの声はまだ録音できていませんが、下記のリンク先から、2017年に庭で録音した、コジュケイのまねと、ツクツクボウシのまねが聴けます。

ついに来た!七色の美しい鳴き声を持つ、セミの鳴きまねもできるガビチョウ(画眉鳥)

 

妖しい魅力!ジャコウアゲハが庭に来ました

庭にジャコウアゲハが来ました。

ジャコウアゲハ

この翅のぼんやりとした透け感!

ジャコウアゲハ

そして、赤いおなか!

ジャコウアゲハ

他にも、飛び方が妖艶、雄は腹が麝香のような匂いがする、など、ジャコウアゲハにはたくさんの魅力があるのですが、

一番の魅力は、体内に毒を持っていることです!

幼虫時代にウマノスズクサ類を食べ、体に毒を蓄積して、捕食者から身を守っています。

アゲハチョウと私で食草がかぶってしまう!サンショウの新芽

庭のサンショウの葉が茂ってきました。

料理に使えますが、蝶好きの私にとっては、アゲハチョウの食草として重要な木です。

サンショウ

アゲハチョウ科の幼虫は、ミカン科の葉を食べるものが多いですが、私は、ナツミカン、ユズ、カラタチなどの葉は食べないので、食草はかぶりません。

しかし、このサンショウの葉だけは、食草がかぶってしまい、アゲハチョウ科の幼虫とライバル関係です。

さらりとした、くせのない味!タンポポ・コーヒーを作る

タンポポは日本全国に生えている多年草です。

在来種は激減していて、よく見られるのはほとんどがセイヨウタンポポです。

春になると、私の庭でもいたるところからタンポポが顔を出します。

タンポポ

タンポポは春に咲く雑草というイメージが強いかもしれませんが、葉も茎も根も食べられます。

タンポポの根で、タンポポ・コーヒーを作りました。

いろいろな作り方があるようですが、私が試した方法を紹介します。

タンポポの根は一年中採取できますが、私の庭の場合、夏になると他の草花にまぎれてわけがわからない状態ですし、冬は地面が固くて掘り起こしにくいですし、間違って毒性のある他の植物の根を取ってしまう可能性もありますので、花がついていて、確実にこれはタンポポだとわかる時期に採取するようにしています。

タンポポ

タンポポの根を掘り起こします。

掘り起こしたタンポポ

根をよく洗います。

タンポポの根

1日~2日程度、日に干してカラカラにします。

乾燥したタンポポの根

根を細かく切り、フライパンで弱火で10分くらい、焦がさないようにから炒りします。

やかんや鍋で10分くらい弱火で煎じます。根10g程度を水500cc程度で煎じてみました。

根を漉してカップに注ぎます。

タンポポコーヒー

見た目はコーヒーのような感じ。

香りはごぼうのような感じ。

味はほうじ茶のような感じ。

苦味はなく、さらりとした口あたりです。

好みで、砂糖やミルクを加えてもいいようですが、ストレートでさっぱりおいしくいただけます。

健胃、胃痛、消化促進に効くそうです。

<参考文献>

小崎順子(2017)『おいしい雑草料理 レシピと薬効メモ』サンクチュアリ出版

小崎順子(1990)『楽しくおいしく雑草クッキング』農山漁村文化協会

アサギマダラ

フジバカマが咲きました。

フジバカマ

フジバカマは秋の七草の一つですが、アサギマダラが吸蜜する花なので、私はアサギマダラを呼ぶために植えています。

しかし、残念ながら、私の庭にはアサギマダラはまだ一度も吸蜜に来ていません。

しかししかし、同じ静岡県内の、我が家からたった1kmほど離れた知人のお宅には、毎年10月にアサギマダラが訪れます!

今年も写真を撮らせていただきました。

アサギマダラ

写真だと白にしか見えないかもしれませんが、生で見ると、この白い部分は透き通った水色で、よくもこんな色が存在すると思うほど美しいです。

まさに浅葱色で、アサギマダラと名づけた人は天才だと思います。

私はアゲハチョウ科好きなので、タテハチョウ科のチョウはアゲハチョウ科ほど興味ないのですが、アサギマダラだけは別です!

アサギマダラ

アサギマダラは、このあと本州を南下し、個体によっては海を渡って、沖縄や台湾にまで行くそうです。

栗田昌裕(2013)『謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?』PHP

自分だけの秋の七草を!テーマのある庭、秋の七草の庭を作る

CERN(欧州原子核研究機構)のビジターセンター

このブログのテーマは「田舎と都会の間で自然との接点をさがす」ですが、今回は、自然との壮大すぎる接点、というか宇宙との接点、CERN(欧州原子核研究機構)のビジターセンターへ行ったお話です。

CERNは、スイスのジュネーブ郊外、スイスとフランスとの国境地帯にある、世界最大規模の素粒子物理学の研究所です。

LHC(大型ハドロン衝突型加速器)という加速器と、ATLASとCMSという高精細な検出器によって、ヒッグス粒子の存在が突き止められたことは、大きなニュースになりました。

ダン・ブラウン原作、トム・ハンクス主演の映画『天使と悪魔』では、犯人が恐るべき破壊力を秘めた”反物質”を盗み出した場所として描かれています。

CERNのガイドツアーに参加すれば研究所の中に入れますが、予約が必要で日程的に厳しかったので断念しました。

Visit CERN

しかし、予約なしで入れるビジターセンターだけでも十分に楽しめます。

CERNビジターセンター

CERNビジターセンター

ビジターセンター前にあるモニュメントには、素粒子の標準モデルも刻まれています。

CERN ビジターセンターのモニュメント

ドーム型のビジターセンターから道路を挟んで向かいの建物にはショップがあり、CERNグッズが購入できます。

下の写真は”ヒッグス粒子キーホルダー”です。かなりイケてます。

ヒッグス粒子キーホルダー

素粒子物理学のことは全く分かりませんが、この場所の地下でとてつもない実験が行われていると思うだけで、宇宙を感じることができ、日常の些末なことがどうでもよくなりました。


NHKエンタープライズ(2014)『神の数式 完全版 DVD-BOX』

この世は何でできているのか、宇宙はなぜ始まったのか、という究極の謎を解き明かす「神の数式」に迫る番組です。科学者たちは、あらゆる自然現象は最終的には一つの数式で説明できるはず、と信じていますが、「神の数式」を追い求める科学者たちのエピソードも、神がかった話が多くて興味深いです。私はNHKで放送されたものを録画保存したのですが、こちらのDVDはテレビ版よりもさらに充実した内容になっているようです。

リサ・ランドール(2007)『ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く』NHK出版

私は2007年に読んだこの本で、CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)が2008年9月から稼働開始することを知りました。宇宙は、私たちが実感できる3次元+時間という構成ではなく、それ以外に見えない次元があるということについて、数式を一切用いずに、文学的に説明してくれています。物理学がわからない私のような人間でも楽しめる本です。

天使と悪魔 (字幕版)

『ダ・ヴィンチ・コード』でおなじみの、ロバート・ラングドン教授が活躍するミステリーサスペンス映画です。CERNは犯人が恐るべき破壊力を秘めた”反物質”を盗み出した場所として描かれています。

ジュネーブの植物園の素敵な鉄分

ジュネーブの植物園で、素敵な鉄分を見つけました!

まずは、金属でできたバッタのモニュメントです。

人が乗れるくらいの大きさがあります。

ジュネーブの植物園のバッタのモニュメント

また、さまざまな鉄の手すりが展示されていました。

手すりには、ブドウ、ヤシ、ヒマワリ、クレマチスなど、植物のモチーフが取り入れられています。

鉄の手すりの展示

劣化するプラスチックと違い、金属は本当に庭によくなじみます。

人と同じく、庭にも鉄分が必要だと思います。

私の庭は鉄不足!?フランスのパリ植物園で感じたこと