スノーフレーク:デザインが細かすぎる!ランプシェードのような花でよく「スノードロップ」と間違えられている

「スノーフレーク」は、春に白いスズランのような白い花を咲かせ、「スズランスイセン」とも呼ばれています。

スノーフレークの写真

花の大きさは1.5センチくらいで、釣り鐘型の小さい花なのですが、よく見ると、ものすごく凝ったつくりになっています。

それぞれの花びらの先に、緑の斑点がついているんです!

スノーフレークの花

このデザイン、天才的すぎませんか!?

おしゃれなランプシェードみたいです。

スノーフレークの写真

ムスカリと花期が一緒なので、隣同士に植えておくと、スノーフレークの白とムスカリの紫のコントラストが効いて、お互いがよく映えます。

スノーフレークの草丈が30センチ程度、ムスカリの草丈が10センチ程度なので、観賞したい側から見て、ムスカリを手前、スノーフレークを奥に植えると、ちょうどよい雰囲気になります。

スノーフレークの写真

植えっぱなしですが、毎年よく咲いてくれています。

ちなみに、名前や佇まいが似ていてスノーフレークとよく混同される植物に、スノードロップがあります。

地域にもよると思いますが、私の庭では、スノードロップは2月の立春のころに咲き、スノーフレークは4月の清明のころに咲き、花期が全然違います。

スノードロップの写真

基本情報

名称スノーフレーク(スズランスイセン)
学名Leucojum aestivum
科目ヒガンバナ科
原産地ヨーロッパ南部
形態球根
草丈・樹高20~45cm
花期3月~4月
耐寒性強い
耐暑性休眠中
管理

参考文献

肥土邦彦/著, 植原直樹/写真(1995)『フィールド・ガイドシリーズ14 園芸植物 庭の花・花屋さんの花』小学館