我が家には60年以上大切に育てているキダチアロエがあります。
キダチアロエは「医者いらず」ともいわれ、日本でも民間薬として親しまれてきました。
効用は定かではありませんが、私も小さいころ、やけどをした時にキダチアロエの葉肉を貼ってもらったりしていました。
私は長いこと、アロエヨーグルトに入っているのはキダチアロエの葉肉だと思っていましたが、そうではなく、アロエベラの葉肉だそうです。
食用にするのはアロエベラだと教えてくださった知人から、数年前にアロエベラの株を分けていただきました。
しかし、2021年に冬越しに失敗し、無残なお姿になってしまいました。
私の庭のある静岡は基本的には温暖な地域ですが、寒さに弱い植物は11月から4月まで防寒対策が必要です。
特に4月の遅霜は要注意で、温かくなったからといって防寒対策をやめてしまうと霜にやられてしまうことがあり、5月の連休くらいまでは油断できません。
死んでしまったとあきらめていましたが、そのまま鉢を放置していたところ、夏になって脇芽が出てきました。
復活の兆しです。
ちなみに、キダチアロエは、現在はワシントン条約によって輸出入が制限されているそうです。アロエベラのほうは、ワシントン条約の規制の対象から除外されているとのことです。