月別アーカイブ: 2018年3月

ガーデニングダイアリー 啓蟄にやることリスト

啓蟄は新暦で3月6日頃から3月20日頃までです。

地中で冬ごもりをしていた生き物たちが地上へ這い出してきます。

クリスマスに咲かないクリスマスローズを観賞する

本当のクリスマスローズ(ニゲル)は12月末に開花しますが、日本では春に開花するオリエンタリスを元とした園芸品種が広く普及していてクリスマスローズと呼ばれています。

私の庭のクリスマスローズは啓蟄の頃から咲き始めます。

花に見える部分は正確にはガクです。

さまざまな色や形が楽しめます。

クリスマスローズの写真

クリスマスローズ

クリスマスローズ

クリスマスローズ

クリスマスローズ

バケツ稲づくりセットを申し込む

3月中旬になると、JAグループが「バケツ稲づくりセット(種もみ・肥料・栽培マニュアル・お名前シール)」を配布し始めるので、ホームページから申し込みます。

JAグループ―身近な食や農を学ぶ―お米作りに挑戦(やってみよう!バケツ稲づくり)

バケツ稲づくりセットの写真

稲穂と秋の空の写真

育てた稲は秋に収穫し、ワラで正月飾りを作ります。

収穫したワラで正月飾りを作る!庭でバケツ稲づくり(2017年1月5日投稿)

活発になったメダカの点呼

啓蟄は、地中で冬ごもりをしていた生き物たちが地上に這い出してくる頃ですが、メダカの動きも突然活発になります。

冬の間は姿が見えず、全滅してしまったかと思ったメダカが姿を現します。

メダカの写真

白いアセビの開花を確認する

我が家では、ピンクの花を咲かせるアセビと白い花を咲かせるアセビが隣り合わせに植えられています。

ピンクのアセビは雨水のころ開花し、白いアセビは少し遅れて啓蟄のころ開花します。

アセビ 白の写真

この時期、紅白のアセビが咲きそろいます。

アセビ 紅白の写真

ヒイラギナンテンの花の香りを嗅ぐ

啓蟄の頃、ヒイラギナンテンの黄色い花が咲きます。

つやのあるとげとげの葉の存在感が大きいため、花はあまり目立ちませんが、とてもいい香りがします。

甘いですが清涼感があり、ジャスミンやマスカットのような、フルーティでさっぱりした香りです。

ヒイラギナンテンの花の写真

水栽培のヒアシンスの花を観賞する

12月末に室内で水栽培を始めたヒアシンスが、啓蟄のころ開花します。

ヒヤシンスの球根の写真

ヒヤシンスの花の写真

ラッパスイセンの花を観賞する

立春のころ咲いていたニホンズイセンは花が終了し、啓蟄の頃からラッパスイセンが咲き始めます。

ラッパスイセンの写真

モクレンの花を観賞する

この時期、モクレンが開花します。

モクレンの写真

花はぽってりと大ぶりで、花びらの外側が紅紫色、内側が淡紫色で、そのコントラストが清楚で美しいです。

モクレンの花

最終更新日 2023年3月6日

ガーデニングダイアリー 雨水にやることリスト

雨水は新暦で2月19日頃から3月5日頃までです。

雪から雨に変わり、草木が芽吹き始めます。

満開の白梅を観賞する

この時期、庭の白梅の花が満開になります。

ウメの花

東風に吹かれながら菅原道真のことを考えて鑑賞します。

京都の北野天満宮では2月25日に「梅花祭」が開催されます。

メジロを観察する

梅の花の蜜を吸いに来るメジロを観察します。

ありえないウグイス色の色合い、触りたくなるような質感、仲間とくっついているときのもふもふ具合を観察します。

梅の木にとまるメジロの後ろ姿の写真

梅の木に並んでとまるメジロ二羽の写真

かわいいメジロが目白押し!みかんでメジロとヒヨドリを呼ぶ

ツバキの花や実で遊ぶ

ツバキの開花は品種によって異なりますが、私の庭に植えられているツバキの開花は、2月下旬、雨水の頃が中心です。

ヤブツバキの写真

ツバキの花でおままごと用静岡おでんを作ったり、落ちているツバキの実で椿笛を作って遊びます。

おままごと用 椿の静岡おでんの具の写真

おままごと用 椿の静岡おでんの具

ヤブツバキで遊ぶ。おままごと用「椿の花の静岡おでん」と「椿笛」

フキノトウを見つけて食べる

庭でフキノトウを見つけると、「今年も春が来た」と、ほっとした気持ちになります。

フキノトウの写真

ほろ苦い春の風味が体を目覚めさせてくれますが、この苦み成分には、冬の間に滞った新陳代謝を活発化させる働きがあり、香りが食欲を増進させ、消化を助けてくれるそうです。

フキノトウ

ナバナを収穫して食べる

庭には「種捨て場」と呼んでいる2メートル×1メートルくらいのちょっとした場所があり、家庭菜園で余った、小松菜、水菜などのアブラナ科の野菜の種をばらまいています。

雑草が生い茂る場所で完全に放置なのですが、なぜかそこから出てくる野菜のほうが、家庭菜園で育てている野菜よりうまく成長し、この時期はつぼみを摘み取ってベーコンと一緒に炒めて食べます。

ナバナ

マンサクの開花を確認する

マンサクは春の訪れを告げる花の一つです。

早春に「まず咲く」が転じてマンサクとなったと言われています。

マンサクの葉は、秋にとてもきれいに紅葉しますが、枯れても春に花が咲くまで落ちずに枝についています。

マンサク

ピンクのアセビの開花を確認する

我が家では、ピンクの花を咲かせるアセビと白の花を咲かせるアセビが隣り合わせに植えられています。

まずはピンクのアセビが開花します。

アセビ

白いアセビが咲くのはもう少し後です。

春一番に吹かれる

春一番は立春から春分の間にその年に初めて吹く南寄りの強い風で、雨水の頃吹きます。春一番が吹いた日は気温が上昇しますが、そのまま暖かくなっていくわけではなく、翌日は寒さが戻るので、その寒暖差を楽しみます。

風見鶏の写真

精悍な北風とチャラい南風。春一番と寒の戻りの風

最終更新日 2023年2月19日

東海地方では春一番なのに、ヨーロッパでは大寒波

2018年は、2月28日に、私の庭がある東海地方に春一番が吹いたそうです。

春一番は立春から春分の間にその年に初めて吹く南寄りの強い風です。

数ある春到来のサインの中でも、春一番ほど「春が来た!」と思うものはなく、毎年この南風を心待ちにしています。

精悍な北風とチャラい南風。春一番と寒の戻りの風

しかし、今スイスにいるため、今年は残念ながら春一番に吹かれることはできませんでした。

それどころか、東海地方で春一番が吹いたまさに同じ日に、ヨーロッパはこの冬一番の大寒波に見舞われたのです。

気温がマイナス10℃近くまで下がり、頭や顔を守るものが必要な寒さで、静岡出身の私にとっては非日常世界でした。

レマン湖の畔も凍りつきました。

やっと少し気温が上がったと思ったら、今度は雪が降り積もり、交通機関に乱れが出ました。

レマン湖の凍った岸の写真

レマン湖の凍った岸

レマン湖の凍った桟橋の写真

レマン湖の凍った桟橋

ジュネーブの雪の写真

ジュネーブの雪

おいしそうに積もったジュネーブの雪の写真

おいしそうに積もったジュネーブの雪

『アナと雪の女王』ごっこをする余裕もありませんでした。「少しも寒くないわ」なんて絶対に言えないです。

ディズニー映画『アナと雪の女王』

原題は『FROZEN』