日別アーカイブ: 2017年12月5日

鉢を好きな色に塗り替えて寄せ植えを作る。

植物を鉢に植えると水の管理が大変なので、できるだけ地植えにするようにしていますが、冬の間は水の管理が夏ほど大変ではないため、鉢で寄せ植えも楽しむようにしています。

寄せ植えは、こなれた感じにするのが本当に難しく、黒田健太郎さんの『12ヶ月の寄せ植えレシピ』を参考にしています。

黒田健太郎『12ヶ月の寄せ植えレシピ』(2011)グラフィック社

この本の116ページに、「ホーンテッド・キャッスルのゴシックバスケット」という寄せ植えが載っています。レンガの壁の前に、白いアイアンプランターが置かれ、その中に、パンジー、ビオラ、ビート、ヘデラ、ワイヤープランツなどが植えられたものです。ダークな紫をベースに、白のアクセントを加えた、とてもシックな寄せ植えです。

黒田健太郎さんの「ホーンテッド・キャッスルのゴシックバスケット」とは全然雰囲気は違いますが、我が家にも似たような壁があることに気づき、紫と白のパンジーとビオラで寄せ植えを作りました。

バンジー・ビオラの寄せ植えの写真

バンジー・ビオラの寄せ植え

この白い鉢、どこで手に入れたのですかと聞かれるのですが、これは、テラコッタの鉢を自分で白く塗ったものです。

テラコッタ鉢の写真

テラコッタ鉢

この鉢は、27×14×13センチほどのイタリア製テラコッタ鉢です。大きさ、形ともに完璧で、我が家では、レンガ調の外壁の前の小さなスペースに、ぴったり3つ収まります。

しかし、赤茶色のレンガ調のタイルの前に置くと、茶色のトーンが違って何かしっくりこないため、白に塗り替えることにしました。

塗り替えには、オールドビレッジのバターミルクペイントを使いました。

オールドビレッジ バターミルクペイント-CORNER CUPBOARD YELLOWISH WHITE 200ML 13-25

白く塗ったテラコッタ鉢の写真

白く塗ったテラコッタ鉢

静岡は温暖なので、雪が積もって庭仕事が強制終了となる土地とは違い、やろうと思えば一年中庭いじりが楽しめますが、それでも、冬の間はやらなければならない作業は激減します。

この間は、落ち葉を掃いてコンポストボックスに入れたり、庭グッズの整理や手入れをしたり、来年の計画を立てたり、砂利を敷いたり区画整理をしたり、緑が生い茂っていてはなかなかできない作業をします。

鉢の塗り替えも冬の間に行う作業の一つです。

大きさ、形、色ともにちょうどよい鉢が手に入らない場合、冬の間にせっせと色を塗り替えます。

参考文献・参考商品

黒田健太郎『12ヶ月の寄せ植えレシピ』(2011)グラフィック社

本のタイトル通り、本当に「レシピ」になっていて、寄せ植えに使う材料、作り方の手順、完成図が載っています。鉢だけでなく、ウッドプランター、バケツ、アイアンラック、バスケットなど、さまざまな材料を使った寄せ植えが、美しい写真と詳しい解説で紹介されています。眺めているだけでも楽しい本です。

オールドビレッジ バターミルクペイント-CORNER CUPBOARD YELLOWISH WHITE 200ML 13-25

初心者でも塗りやすく、あとかたづけも楽ちんです。サイズも200mlから展開されているので、少しだけ使いたい場合にも便利です。自然な感じに仕上がります。